親子4人のファミリーキャンプに行くことが多い我が家ですが、ついに子供と2人で行くことに。いつも使っているファミリー用のテントはサイズが大きいので、設営も撤収も1人で行うのは大変です。
と言うことで、子供の意見も尊重してデュオキャンプサイズの「イエテント」を購入してみました!
イエテントのオススメポイント
パッと見て可愛らしい印象がある「イエテント」ですが、見た目だけでない優れた点がたくさんありますので、それをご紹介します。
- 可愛らしい!
- 使いやすい!
- 開放感!
- オールシーズン対応!
- 設営・撤収がカンタン!
- カンタンタープ連結!
可愛らしい!
「イエテント」は、その名の通り家のような形状のテントです。
ドーム型はシンプルで機能的、ティピィ型はワイルドなイメージがありますが、家形のテントは、親しみやすさや温かみがあり、小さな家にいるような安心感や愛らしい印象がありますね。
使いやすい!
2ルームテントの多くはドーム型で、家形や近い形状のロッジ型は1ルームテントが多いです。
「イエテント」は2ルームテントなので、寝室を寝具+荷物置き、リビングスペースをくつろぎや調理の場と明確に分けることができます。
寝室部分は大人2人が寝た上で、着替えなどの手荷物を置くのに充分なスペースがあるので、快適に過ごすことができます。(大人+小学生程度の子供2人くらいもいけそうです)
寝室を作らずに、別売りの「イエテント用フロアシート」を使うことで、4人程度で使える1ルームテントにもなり、大人数にも対応できるのも嬉しいポイントですね。
開放感!
イエテントは寝室と反対の側面を全て跳ね上げることができ、エンガワモードにすることで開放的な空間を作れます。眺望のいいキャンプ場に行ったときなどはエンガワモードで景色を眺めたいですね。
エンガワモードにするには、別途サイドポールを準備する必要があります。
写真では伸縮自在でカーボン製のポールを使いました。タープにも使えるのであると重宝しますよ!
カーボン製は軽いですし。
オールシーズン対応!
寝室以外の全側面をフルメッシュにでき、テント内上部のベンチレーター、寝室側面の小窓をメッシュにすることで、夏場の通気性も確保できます。
また、全面スカートが付いているため、冬場も隙間風を軽減された暖かく過ごせそうです。
設営・撤収がカンタン!
複雑な形状ではなく、既視感のある家形のテントなので直感的に設営できます!
今回初めて「イエテント」を設営しましたが、10分程度で設営できました。
設営方法
- アウターテントを広げます。
この時に黄色のベルトが全面に来るように広げます。 - 四隅をペグダウンします。
ガイドベルトが2隅を先に、ガイドベルトがない2隅を次にペグダウンします。 - ポールを6本組み立てます
長いポール2本が前面と後面中央用、短いポール4本が4隅用です。 - 前面中央から真っ直ぐ2mほど離れた位置に、前面用ポール固定用のペグを打ちます。
- ペグに庇部分のロープを引っ掛け、庇部分のグロメットと下部ベルトにあるグロメットに長いポールを差し込みます。
ポールの両端にピンがあり、ピンが長い方と短い方があります。長いピンが上、短いピンが下になります。 - 面ファスナーを巻き付け、ポールとテントを固定します。
- 同様に後面のポールをセットします。
- 前面・後面と同様に四隅のポールをセットします。
- ロープの張り具合を調整して設営完了です。
インターンテントの設営
- アウターテントの寝室部分にインナーテントを広げます。
大きな出入り口がある面がリビングから見て前面、小窓がある部分が後面になります。 - インナーテント後面下部にある2箇所のフックを、アウターテント隅にあるリングにそれぞれ引っ掛けます。
- インナーテント後面上部にある2箇所のフックを、アウターテント隅にあるリングにそれぞれ引っ掛けます。
- フックに付いているロープの長さを調節し、高さを調整します。
- インナーテント前面下部にある2箇所のフックを、アウターテント隅にあるリングにそれぞれ引っ掛けます。
- インナーテント前面上部にある2箇所のフックを、アウターテント隅にあるリングにそれぞれ引っ掛けます。
- フックに付いているロープの長さを調節し、高さを調整します。
※イエテント用グラウンドシートを利用する場合は、インナーテントを設営する前に、グラウンドシートの四隅のフックをアウターテントのリングに引っ掛けます。
撤収方法
- 設営を逆の手順で、インナーテント、ポール、ペグを外します。
- インナーテントを正方形に整え、縦に4つ折にします。
- アウターテントを正方形に整え(4隅のペグを抜くと正方形になっているはずです)、縦に4つ折りにします。
- インナーテントとアウターテントを重ねて、ポール袋でぐるぐる巻いていきます。
- コンプレッションベルトでテントを固定し、専用バッグに入れて撤収完了です。
カンタンタープ連結!
イエテントの全面のポールにタープのグロメットを引っ掛けてカンタンにテントとタープを連結させ、オープンリビングを作ることができます。公式ページでは「ヒレタープ」、もしくは「チーズタープ(S)」を案内していますが、程よいサイズ感のスクエアタープを持っていないため、いつかのタープとの連結を試してみました。
設営は、メインポールを片方立てる手間が無いのでかなりカンタンです。
ただ、「いつかのタープ」はヘキサタープなので、テントの出入り口とタープの間にやはり隙間が空いてしまいますね。
使えないことはないですが、「いつかのタープ」で連結するのであれば、「いつかのタープ」付属の延長ベルトを使って、後面のポールから接続した方がいいかもしれません。
「いつかのタープ」については下記記事にまとめています。
同梱物
同梱物は、アウターテント、インナーテント、ポール(長)×2本、ポール(短)×4本、ロープ×8本(※テントに取付済)、ペグ×14本、キャリーバッグ、タイベルト×2本、ポール用収納袋、ペグ用収納袋です。
ペグはスチール製ですが、サイトの地面状態などに合わせて変更した方が良いかもしれません。私はほとんど鍛造ペグ 約30cmを利用します。
インターテントの下に敷くグランドシートは付属していないため、必要な方は別途購入いただいた方が良さそうです。
ファミリーで使用したい場合などは、テント内を全部フロア化する「イエテント用フロアシート」を利用するとよさそうです。
ペグハンマーも付属していませんので、お持ちでない方は別途購入していただいた方がスムーズに設営できます。
スペック
カラー | タン |
DOD STORE価格 (消費税/送料込) | 49,500円 |
サイズ | (約)W380×D340×H212cm |
インナーサイズ | (約)W160×D220cm |
収納サイズ | (約)W62×D30×H30cm |
総重量 | (約)13.5kg |
収容可能人数 | 大人2人 ※別売りフロアシートを使用すれば大人6人 |
材質 | アウターテント:150Dポリエステル (PUコーティング、UVカット加工) インナーテント:68Dポリエステル スカート、インナーテントフロア:210Dポリエステル (PUコーティング) ポール:スチール |
最低耐水圧 | アウターテント:2000mm インナーテントフロア:5000mm |
付属品 | アウターテント、インナーテント、ポール(長)×2本、ポール(短)×4本、ロープ×8本(※テントに取付済)、ペグ×14本、キャリーバッグ、タイベルト×2本、ポール用収納袋、ペグ用収納袋 |