冬のキャンプで一番の悩みといえばやはりつらい寒さですよね。
電化製品の暖房器具は電力を消費するので、電源サイトが必要になったり、小型ガスストープは暖かさがイマイチ、、薪ストーブは大変そう、、というときに使い勝手いいが石油ストーブです!
十分な暖かさを確保でき、持ち運びもコンパクトな石油ストープ「アルパカストーブ」をご紹介します!
「アルパカストーブ」のオススメポイント
石油ストーブもいろいろなメーカーから色々なモノが販売されていますが、「アルパカストーブ」の優れたポイントをご紹介します。
- 暖かさ!
- コンパクトサイズ!
- デザイン!
- ワイルドな点火方式!
- 安全性!
- 安価でどこでも手に入る熱源!
暖かさ!
「アルパカストーブ」の暖房出力は3.0kw!電気ストーブだと最大でも1.0kw程度、セラミックファンヒーターやオイルヒーターだと1.2kw程度なので、「アルパカストーブ」の暖かさがわかるかと思います。
暖房範囲の目安は13〜17㎡なので、大半のテント内で暖かく過ごすことができますよ。
我が家の一軍てんと、カマボコテント3Lとタケノコテントは大きめのサイズの幕ですが、真冬でも幕内は暖かく過ごせてます!
また、「アルパカストーブ」は対流式ストーブなので全方向に熱が放出されるため、テント内全体を暖めるのに向いていますよ!
対流式ストーブとは
対流式ストーブは燃焼部分がストーブの中央にあり、360度全方向に熱が放出される構造です。
この対流により、全体に暖かい空気が広がり空間を温めるのに適しています。
対流式ではなく反射式という構造のストーブもあり、反射式の場合は熱源の裏に反射板がついていて、反射板から前方に熱を放射します。
熱を放出する方向を調整したい場合は、ストーブの熱で動作するストーブファンを使うと便利です!
コンパクトサイズ!
荷物の多いキャンプではサイズと重さが重要です。「アルパカストーブ」のサイズは高さ420mm×幅350mm×奥行350mm、重量6.6kgと他のメジャーな対流式石油ストーブと比べてもコンパクトサイズです!
サイス感と暖かさを考えるとキャンプと相性がいい石油ストーブだと思ってます。
商品名 | 画像 | 暖房出力 | サイズ | 重さ | 価格 | 詳細 |
アルパカ プラス ストーブ | 3.0kw | 420 × 350 × 350mm | 6.6lg | ¥24,970 | 楽天で確認 Amazonで確認 | |
トヨトミ レインボーストーブ | 2.5kw | 485.7 x 388 x 388mm | 6.2kg | ¥38,280 | 楽天で確認 Amazonで確認 | |
コロナ SL-5124 | 5.14kw | 598 × 460 × 460mm | 11.2kg | ¥36,080 | 楽天で確認 Amazonで確認 | |
アラジン ブルーフレームクッカー | 2.4kW | 477 x 426 x 426mm | 8.0kg | ¥49,500 | 楽天で確認 Amazonで確認 |
デザイン!
「アルパカストーブ」って、レトロモダンなデザインでありながら、全方位から見える燃焼筒や周囲のガードなど無骨感がありますよね。カラバリも「サンドベージュ」「ブラック」「グリーン」「レッド」とどれもキャンプサイトにマッチするカラーで、キャンプサイトを格上げしてくれるギアだと思っています!
一つ前の見出しと被りますが、持ち運びしやすいようなコンパクトデザインであることもいいですね。
カラバリの色味は公式サイトでご確認ください。
ワイルドな点火方式!
他の石油ストーブが乾電池を利用した電子点火方式を採用する中、「アルパカストーブ」は昔ながらの、点火用ライターやマッチで点火する方式です。クラシカルな点火方式はアウトドア感を上げてくれますよね!
点火方法
- (事前準備)給油口キャップを左に回します。
- (事前準備)油タンクに灯油を入れます。
※油量計の「満」を超えないように注意します。 - (事前準備)給油口キャップを締めます。
- 耐震自動消火装置のセットレバーを上げます。
- 耐震自動消火装置の芯調節つまみを「燃焼」の方にゆっくりと回します。
- 燃焼筒取っ手を持ち上げ、点火用ライターやマッチで芯に着火します。
- 燃焼筒の下げ、位置を調整します。
安全性!
クラシカルな「アルパカストーブ」ですが、アウトドアに必要な安全性も確保されています!
そもそも重心が低く安定感がある設計なので転倒しづらく、耐震自動消火装置が付いているので、強い振動や衝撃を感じた時に、自動で消化してくれます!
安価でどこでも手に入る熱源!
これは「アルパカストーブ」に限らず石油ストーブ全般の話ですが、熱源となる灯油は最寄りのガソリンスタンドで容易に比較的安価に手に入りますよ!
一泊キャンプでどのくらいの灯油を使う時間があるかというと、夕方〜就寝まで、朝方の撤収までくらいでしょうか。(就寝時は石油ストーブNGで!一酸化中毒になる可能性があります!)多くても10時間くらいかと思います。
公式スペックでは、タンク容量3.7ℓで燃焼継続時間が約10時間とあるので、一泊のキャンプであれば、3.7ℓあれば十分ですね!地域や購入するタイミングによって変わりますが、灯油の価格が120円/ℓとすると、3.7ℓ x 120円 で一泊444円でヌクヌクで過ごせます。
「アルパカストーブ」には3.7ℓしか入らないので、10ℓ程度の灯油タンクを満タンにしてキャンプに行けば2〜3泊は問題ありません。(個人差がありますが、私は3泊は10ℓあれば全く問題ないです!)
ガソリンスタンドで灯油を購入する際は、携行缶や灯油用容器に入れる必要があります。
昔ながらの赤い灯油容器もいいですが、アウトドア感があるかっこいい灯油容器が販売されています!私はヒューナースドルフ社の10ℓを愛用しています。
商品名 | 画像 | 備考 | 詳細 |
Hunersdorff 10ℓ | 1829年創業したヒューナースドルフ社の灯油タンク。5ℓ / 10ℓ / 20ℓ サイズがあります。ノズルが付いていますが、アルパカストープの油タンクにはまらないので、注意が必要です。 | 楽天で見る Amazonで見る | |
B.ugopty 10ℓ | ガソリンも入れることができる携行缶。5ℓ / 10ℓサイズがあります。 | 楽天で見る Amazonで見る | |
YUKA 10ℓ | 10ℓ / 18ℓ / 20ℓがあり、ミリタリー / ブルー / レッドのカラバリがあります。 | 楽天で見る Amazonで見る |
スペック
色 | Beige / Black / Green / Red |
ストーブ本体の外形寸法 | 高さ420mm×幅350mm×奥行350mm |
ストーブ本体の重量 | 6.6kg |
種類 | 自然通気型開放式石油ストーブ(しん式・自然対流形) |
点火方式 | 点火用ライターまたはマッチ |
使用燃料 | JIS1号灯油 |
燃料消費量 | 3.0kW(0.293L/h) |
暖房出力 | 3.0kW |
油タンク容量 | 3.7ℓ |
燃焼継続時間 | 約10時間 |
暖房のめやす | 13~17㎡ |
芯の種類 | 普通筒しん(TS-77NW) |
しん呼び寸法 | 径95mm×厚3mm×長200mm |
安全装置 | 対震自動消火装置(しん降下式) |
石油ストーブを使う際の注意点
石油ストーブをオススメしてきましたが、テント内での利用は自己責任です!
火災や一酸化炭素中毒には、十分注意する必要があります。
一酸化炭素中毒について
幕内で利用する際は、必ず一酸化炭素チェッカーを利用しましょう。電池切れや不良品などのケースを考慮して、二つ利用することをオススメします!
私が利用している一酸化炭素チェッカーは下の二つです(メーカーも別にしています)
Cam.G mini
ちょっと高価ですが、安心の日本製センサーでアプリ連動もできます。以前はもっと安い中華製を使っていたのですが、信頼に欠けたので(何かあったわけではないですが)書い直しました。自分だけでなく家族の生死にも関わることですし。充電式なので電池切れなどもなく便利です。
DOD キャンプ用一酸化炭素チェッカー2
こちらも安心の日本製センサーです!こちらも中華製に比べ高価ですが、かなりコンパクトなので邪魔になりません。
ストーブの下に焚き火シートを引いておこう
ストーブが転倒しても消化装置で消えますが、念には念を入れて焚き火シートを敷いています。
また、フロアがあるテントの場合、給油の際に灯油がフロアにかかると傷むので、弾くタイプの焚き火シートを敷いておくと良いですよ。
私はストーブの下にFuture Foxの焚き火シートを敷いています。
弾く素材でチクチクもしないのでオススメです。