クラシックなデザインと優れた耐久性でキャンパーに愛されているフェアハンドランタン。そのままでも魅力的ですが、ちょっとカスタマイズする事で個性的でより愛着の沸くギアになりますよ！
フェアハンドランタンとは
フュアハンドランタンは、ドイツでオイルランタンで、100年以上にわたり変わらぬ人気を誇る名品です。その無骨でありながらエレガントなデザイン、信頼性の高い耐久性、そして優れた実用性から、多くのキャンパーから愛されています。
フェアハンドのカスタムについて
フェアハンドランタンは、構造がシンプルなため、初心者でも手軽にカスタムを楽しむことができます。ランタン用のパーツは非常に豊富で、シェード、芯、ホヤ（燃焼部分を保護するガラスのカバー）、そしてハンドル部分まで、様々なバリエーションが揃っています。カラーリングや素材の変更により、自分好みの一台を作り上げることができます。さらに、工具をほとんど使わずに手軽にカスタムできることも魅力のひとつです。
ここでは、ホヤの交換とシェードを設置して印象を変えるカスタムを紹介します。
ホヤの交換
ホヤの交換方法はとてもシンプルで、特別な工具は必要ありません。初心者でも手軽に行えるのでチャレンジしてみましょう！
新しいホヤを購入する
Amazon や 楽天市場で「フェアハンド ホヤ」と検索するといろいろなカスタム用のホヤが検索されます。好みや予算に応じてお好きなホヤを購入しましょう。
ここでは、「JFEIBLUE」のホヤに交換する手順を紹介します。
交換手順
- ランタンが完全に冷めていることを確認します。
- 燃料タンクのフタをしっかり閉じておきます。
- ランタンの上部にある金属製のフレームを持ち上げ、ホヤを取り外します。
- 新しいホヤを同じ位置にセットします
- フレームを元の位置に戻します。
この簡単な手順で、ランタンの外観や機能を手軽にリフレッシュできるので、アウトドアやインテリアシーンに合わせてホヤを変更し、自分だけのランタンに仕上げましょう。
ホヤが壊れてしまった場合なども同様の方法で交換できます。
シェード
シェードはランタンの傘にあたる部分です。見た目のカスタマイズのほか、シェードより上に光が行かないようコントロールする役割もあります。シェードはただ被せるだけのものが大半なので、最もカンタンにカスタムすることができるアイテムです。
新しいシェードを購入する
Amazon や 楽天市場で「フェアハンド シェード」と検索するといろいろなカスタム用のシェードが検索されます。好みや予算に応じてお好きなシェードを購入しましょう。
私のフェアハンドは黒なので、シェードも黒いものを購入しました。
シェードを装着する
キャリングハンドルを上にして、スッとシェードを入れるだけです。
芯の交換
カスタムではありませんが、芯は消耗品ですので、いずれ交換する必要があります。
キャンプ中に無くなってしまうと灯すことができなくなるため、替え芯を事前に購入してキャンプに行く際に携帯しておくことをオススメします。
替え芯の購入
フェアハンド ベイビースペシャル276の替え芯は13mm（12mmでも可）を購入します。それ以上は使えないので気をつけましょう。
長さはお好みで大丈夫ですが、長い方がコストパフォーマンスに優れていることが多いです（私は450cmを購入して必要な分だけ切って使っています）。
芯を交換する
- トップリングを引き上げる
- ホヤを倒す
- 火力調整ハンドルを時計回りに回す
- 燃焼ハンドルを持ち上げてバーナーを取り外す
- ハンドルを回して芯を取り外す
- 替え芯の先を台形に切る
台形にカットすることで炎が綺麗になります - 新しい芯を取り付ける
- 芯をタンクに入れて、バーナーを取り付ける
- ホヤを起こす
- タンクにオイルを入れ、芯に染み込むよう１時間ほど待機
ランタンケース
カスタマイズではありませんが、、
たくさんのギアをパンパン状態で行くことが多いキャンプでは、ガラス製のホヤが破損するリスクが付きまといますので、ランタンケースに入れることをオススメします。
ランタンケースは、ハードケースとソフトケースとありますが、それぞれ一長一短です。
ハードケースは頑強な反面、重量だったり柔軟性に欠ける部分があります。ソフトケースは軽量で柔軟性がありますが、やはり衝撃には弱いです。
私はハードコンテナ内に格納するため、そこまでの頑強さを求めていなかったというのと、多少柔軟性があった方がコンテナにしまいやすいので、フェアハンド純正のソフトケースを使っています。が、今まで大きなトラブルもありません！柔軟性があるソフトケースなので、ちょっと無理して外したシェードも格納できて便利ですよ。
いろいろなブランドからランタンケースが販売されていますので、用途や好みに合ったランタンケースを見つけるのが良いと思います。
